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「スター・トレック」。

2009年05月31日 22:16

【公式サイト】http://www.startrekmovie.com/intl/jp/

終始楽しませてくれる良質娯楽SF映画で御座いましたね。
もう序盤からロミュランの巨大宇宙船に対して剰りにも絶望的な火力差の中で奮戦する連邦戦艦USSケルヴィン艦長代理とクルー達、そんな中での小さな生命の誕生、そして流れるタイトルシーンと実に燃えまくる展開で一気に引き込まれます。
その後は若きカーク艦長とミスター・スポック、ドクター・マッコイの出会いと成長と友情を描いていくと云うベタな内容なのですが、これも見せ方が実に巧みで面白い。特にマッコイがカークを気にして無理矢理に新造艦エンタープライズに乗せる所とかは腐れ縁っぽい友情を見せてますし、その後の艦内を二人で走り回るシーンはチト笑ってしまったり。そしてミスター・スポックは実に良いツンデレでした。いや、寧ろクーデレか。最初はかなり冷血に接していたのに、一気に感情が溢れた後の接し方は完全ベタボレっつーか。間違いなくこの映画のヒロインは彼(笑)。
他の(新生)クルー達については主任操縦士・スールーはナカナカ良いアクションを披露しますし、副操縦士・チェコフも只のロシア訛りギャグ担当かと思いきや意外な大活躍、凄腕エンジニアのスコッティ(チャーリー)も意外な場所から出てきて終盤を盛り上げてくれます。元ネタを知っていると結構ニヤリと出来るシーンも多かったような。フェンシングとかアーチャー提督の犬ネタとか。私もそれほど詳しい訳ではないのですがね(苦笑)。

配役的にはカーク艦長役のクリス・パインやスポック役のザカリー・クイントは実にハマり役。クリス・パインはオリジナル版とはあまり似てないのですが、ムダに格好付けな演技はせずにバカで格好悪い場面でも真剣にやっているのが素晴らしいですし(個人的には序盤の鼻血まみれのシーンとか)、ザカリー・クイントについてはオリジナル版に勝るとも劣らないスポックっぷりを魅せてくれます。片眉吊り上げて「面白い」と言うトコなんかもうねー。
でも、そんな二人以上に一番素晴らしい演技を魅せてくれたのはオリジナル版ミスター・スポックことレナード・ニモイ氏ではないかと。もうこの人とザカリー・クイントが会話するシーンは新旧スポックの厳粛な引継式典みたいで目頭がアツくなってしまいましたよ。あの有名すぎるナレーション(「宇宙、それは最後のフロンティア……」のくだり)もしっかりやってくれますし。メインテーマ曲が流れた時の高揚感は言葉に出来ねぇ。

物語的には詳しく書いたらネタバレになるので書きませんが、多少アラが見えたり、整合性が破綻して「?」と思える部分もありますが、それをカバーしても余るぐらいの楽しさと過去からのファン&今からのファンへのサービスに溢れた作品で御座いました。次回作も決まっているみたいですし、実に楽しみ。
しかし、つくづく思いますがJ・J・エイブラムスって撮る画面とかは中の上ぐらいのレベル(個人的にはエメリッヒ監督並)なのに、それを補う綿密なマーケティング調査やプロデュース力は他の監督にない素晴らしさがありますよねぇ。これも新しい『監督』の姿なのかも。


●総合評価 75点
そう云えば一緒に観た観客の中でトレッキー(らしき)外国人さん数名がいらっしゃいまして各所でクスクス笑っていたのが羨ましかったり。やっぱ元ネタ知っているとかなり笑えるのかな。

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