スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「バーン・アフター・リーディング」。

2009年04月29日 23:19

【公式サイト】http://burn.gyao.jp/

自分勝手な勘違いや独り善がりな思い込みで転落していく人物模様を描かしたら当代随一のコーエン兄弟監督らしい実に(※良い意味で)ビッチでクソな映画で御座いました。

もー、登場人物達がホンマにバカ。これに尽きる。
脳天気な筋肉バカもいれば、自己中心な妄想に浸るバカ、誰彼かまわず罵詈雑言ぶつけるバカ、そんなバカ達に振り回される普通のバカ。しかもコイツ等は自分は他のバカ達とは違って自分は選ばれた人間だと思っているのだからタチが悪いっつーか。そんな中に放り投げられた機密(らしい)情報。それを巡ってバカ達がひたすら暴走して何人かが死に、遂にはCIA官僚ですら呆れさせる結末に向かうワケですが。その時にCIA長官が呟く一言、

「……全く、一体何だったのだろうな」

そ れ は コ ッ チ (観客) が 訊 き て え よ ッ ッ !!!!
観ていた大半がそう叫びたくなるかと(笑)。
緻密な群像劇かと思って真剣に考察しながら観ていたお前ら(観客)も実はこんなバカ達と同じバカなんだよー、と云う悪趣味さは正にコーエン兄弟の『黒さ』の成分全開。
観終わった私もEDロールに向かって爽やかな笑顔で中指おっ立ててやりましたわ。あー、判っていたのにナァ、こんな作品を撮る監督ってコトは。最近「ノーカントリー」でアカデミー賞とか獲っていたから油断していました。人間やっぱ根底はナカナカ変わらないわな(苦笑)。

まぁ、この映画を観て喜ぶのはコーエン兄弟作品を愛する偏屈映画バカか、ハゲジジイ(ジョン・マルコビッチ)にひたすら罵詈雑言を浴びて喜ぶ爺萌えの真性ドMぐらいだろ、と(笑)。
ジョージ・クルーニーやブラピ等のキャスティングの豪華さでお気楽に観に行ったら見事なデッドボールを喰らわされます。そりゃもう野球ボールかと思ったらボーリングの16ポンド球ぐらいのヤツを。ご注意を。


●総合評価 40点
映画のタイトル「バーン・アフター・リーディング(読後焼却)」の意味通り、観終わったらサッサと忘れるのが精神衛生上よろしいかと(笑)。
しかし、この兄弟の作品って観終わったら「もう次は観に行かねえッ」と思うのに、新作が出たらついつい観てしまうンですよね。妙な魅力があるよなー。

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://zenrasinsi.blog55.fc2.com/tb.php/889-af8f9c3b
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。