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「トゥモロー・ワールド」。

2006年11月19日 23:20

【公式サイト】http://www.tomorrow-world.com/

いや、ナンでこんな安っぽい邦題にするかなぁ。
原題の「人類の子供たち」か「CHILDREN OF MEN」でイイじゃねぇかよ、と。

それは兎も角。
観て思ったのは、この映画はSF映画の皮を被った戦争映画だな、と。
合間合間に挿入されるSFっぽいアイテムや描写がこの映画息抜き(笑)で難民達に対する政府の容赦ない残酷シーン(寒空の中、裸にして壁に整列させるトコとか。荒れ地に放置された黒コゲ死体とか)が次々とやってきて同じ日に観た「ソウ3」とは違ったキツさを見せられました。未来ではなくて今の世界の何処かでも行われている光景みたいで。正直、胃が重い。
そんな夢も希望もない世界に更に子供が生まれなくなり、ジワジワと荒廃していく街の風景。現在の少子化現象と相俟って実にゾッとしたり。
まぁ、そんな暗い残酷な描写が続いて、その分、ラストのシーンが生きてくるンだけど。
配役的にはクライヴ・オーウェンは勿論良かったンですが、個人的にはギャスパー役のマイケル・ケインが良し。飄々としたヒッピーお爺ちゃんみたいなトコとか。最後の奥さんに向かって「……愛しているよ」と囁くシーンとか。
それとポスターとかCMではジュリアン・ムーアの名前が結構大きく出ますが登場時間はかなり短いのでご注意を(苦笑)。私も「ええッ!?」と驚いたし。
あと物語の謎や詳しい説明なんかが放置されているのも今一つ。何故、子供たちは生まれなくなったのか、ヒューマン・プロジェクトはヒロイン(?)のキーをどうしたいのか、とか色々諸々。全部説明しろとは言わないけど、もう少し解りやすくしてくれないと。
映像的な部分では各所でも言われていますが、ラスト辺りの8分の長回し撮影(カット無しで延々とシーンを撮る)はかなり圧巻。映画に少し詳しければこの撮影がどれだけ大変かは解るハズ。俳優や群衆や特殊効果(爆発とか)のタイミングを合わさないと全てがオジャン。それ故にフィルムから伝わるギリギリの緊張感。思わず唸ってしまいましたよ。
しかし地味だけど映画に詳しい人なら「おー」と思うシーンが多いなぁこの映画は(笑)。

とまぁ、色々と文句はありますがラストのクライマックスシーンが泣けたので良しとする(苦笑)。

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