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「サンキュー・スモーキング」。

2006年11月06日 00:44

【公式サイト】http://www.foxjapan.com/movies/thankyouforsmoking/

この映画を観る前に「父親たちの星条旗」でかなり鬱入っていたので、その反動で実に楽しく魅せて貰いました。いやー、個人的に大好きですよ。こんなブラックジョークを含んだ議論エンターテイメント。

映像のセンスも実に良くてOPではキャスティングのテロップに煙草のパッケージをパロッたアニメーションを見せるのですが、この時点で「あ、この映画は多分絶対好きになる」と直感(苦笑)。いや、大量に観るとタマにこんな自分のツボに直撃するような感覚を味わうンですよ。
で、内容について。
もういきなり冒頭から「私は現在アメリカで一番の大量殺人者だ」と笑顔で言い出すトコからニヤニヤ笑いっぱなし。派手なカーチェイスやガンアクションや虐殺劇があるワケでもなく、ひたすら主人公のニックが笑顔でユーモアたっぷりの話術で色々な人達を手玉にとったりとられたりする。ただ、それだけなのにスッゴク楽しい。煙草会社のPRマンと云う嫌われ者なのに、本人もソレを理解してその立場を楽しんでその話術で引き込んで何時の間にやら笑顔で丸め込まれてしまう。そして悪役は何時の間にやらヒーローになってしまう。つくづくアメリカ――と云うか資本主義社会は情報操作で動いているのだなぁと思わされます(笑)。
あと、何でも訴訟しようとするアメリカ社会のバカバカしさも上手く風刺されていて、そんなトコでもニヤリ。大体、自分の意志で煙草を買って吸っているのに、ガンになった途端に企業を訴えるってのはホンマどうかと。自分で選んだ選択に責任があるのすら気付いてない人が多すぎデスよねぇ。……まぁ、ソレはアメリカだけじゃなくて最近の日本もそうなんですが。
「自分でよく知って、よく考えて、そして決めろ」と何度かニックが息子に言いますが、コレは観ている自分達にも言いたい事なのではないかと。それから、この映画自体煙草社会を扱っているのに喫煙シーンが全然無いのも監督の意図したトコロなのでしょうねぇ(笑)。
90分間、軽快なジョークの中にも色々と考えさせられるトコあったりして本当に面白い映画で御座いました。

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