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「チェ/28歳の革命」。

2009年01月12日 22:13

【公式サイト】http://che.gyao.jp/

虚飾のない『人間』チェ・ゲバラを描いたスティーブン・ソダーバーグ監督お得意のドキュメンタリー風映画でしたね。正直コレは観る人を選ぶ作品だと思う。
取り敢えず、観に行こうと思っている方は事前にウィキペディアや公式サイトでチェ・ゲバラの一生の概略を予習しておく事を薦めておきます。一応、冒頭に配給側から簡単な説明ムービーは流れますが、それでもかなり混乱すると思うし。
加えて南米系の顔って判別が難しくて誰が誰やら分かんなくなるコトもあったり。みんな髭面で葉巻咥えているし(←ソレは偏見)。

と、まぁ序盤は当時の世情背景を理解するのに苦労しますが、それ以降は1956年のキューバ革命の戦争描写と1964年の国連総会での歴史的スピーチ描写を交互に映し、戦争と云う『動』の戦い演説と云う『静』の戦いを見せていきます。「観ていて混乱する」と云う人もいますが、私は退屈せずに観れる効果的な編集だと思いましたけどね。
ただ、個人的には観てみたかった部分とが省略されていたのは残念だったり。
具体的に書くとゲバラやカストロ達が粗末なボート・グランマ号に乗ってキューバに向かうのですが、出港時は86人いたゲリラ達はボート内の劣悪な衛生環境や待ちかまえていた政府軍の攻撃で上陸出来たのは僅か12人(17人という説もあり)という、序盤のイベントとしてはかなり盛り上がりそうな部分を描いていないンですよね。アッサリとナレーションでと語るだけ。うーん勿体ない。当初、軍医として従軍していたゲバラの苦悩かも出せそうなのに。
ま、敢えて個人的に意見としてですが。

反面、森に籠もってからの描写は良かったですな。軍医であるゲバラが村人達を検診して回ったり、兵士達に教育を施す優しい場面があるかと思えば、脱走兵達が村の娘を襲ったりするエゲツナイ場面もあったりして。

ただ観続けて気になったのは、ゲバラの心情描写があまり薄いので今ひとつ物語にのめり込めなかったコトですか。話では前編後編はそれぞれ撮り方が違うらしいので、後編でゲバラの個人的な部分に切り込んでくるのかな、と期待したり。国連総会スピーチ以後ってゲバラ的には負け戦ばっかですからネェ(汗)。


●総合評価 65点
前編だけの評価ならこの点数で、後編ではどんな風に化けるか期待。
しかしベニチオ・デル・トロ演じるゲバラは何年も研究したと云うだけあって素晴らしかった。本物はもっとイケメンだけどな。反面、フィデル・カストロ役のデミアン・ビチルは影薄過ぎ(笑)。本物はかなりのカリスマなのに。

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