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「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」。

2008年06月16日 23:58

【公式サイト】http://www.indianajones.jp/

なんつーか久しぶりに古き良き冒険映画を観たって感じ。画の撮り方とか、物語の展開も実にお約束っぽく。時代設定も物語の雰囲気すら1950年代。
まぁ、現代風の冒険活劇が観たいのなら「ナショナル・トレジャー」とか「ハムナプトラ」(←今度最新作出るし)シリーズを観れば良いのだし。

過去三作と比べてみると今回は「魔宮の伝説」の雰囲気に近いモノがあるかも。ひたすらドタバタ喧しくって、勢いのあるシーンを切り貼りして最後まで力技で見せてしまう感じとか。個人的にインディ・ジョーンズ・シリーズは「失われた聖櫃」と「最後の聖戦」が好きだったのでソチラの方向を期待していたンですがねー。色々と暗号や謎かけを解いていく気持ち良さみたいなモノを。その辺は至極残念。

で。現在、各所で賛否両論巻き起こしている、過去三部作では『神』と呼ばれた神秘的存在の遺物を描いていたのに対し、今回の宝物はナンとロズウェル事件を発端とした宇宙人達の遺物と歴史って設定についてですが。
正直、私も最初は「ええ~ッ」と思ってしまいましたが、観終わって感じたのは「コレは監督やスタッフ達自身が新しい方向へ冒険しようとする第一歩なのだ」と云うコト。
過去三部作で1930年代を舞台にして『神』の存在を描いてきて――そして見事に完結させたワケで。「クリスタル・スカルの王国」で時代は1950年代になりインディも歳を重ね、昔の仲間達は鬼籍に入り、何もかも変わってしまう。世界は変わってしまった。――ならば、インディが求める宝物も『神』の遺物から変わっていくべきではないのか、と。
ま、そんな風に格好良く書いてみても、今回のこの宇宙人ネタの突拍子の無さはどーしよーもねーんですがね(苦笑)。云うなればインディ版「未知との遭遇」。

物語の切り貼り感はもう諦めるとして、各シーンのアクションについては実に面白かったですね。ハラハラするンじゃなくてひたすら笑えるって意味で。
もうCGを使いまくって昔のカートゥーンみたいな動きでルーカス&スピルバーグ監督、年甲斐もなく悪ノリしまくり。特に冒頭の核実験&冷蔵庫ネタはなんつーか日本人にはウケが悪いだろうナァと思ってましたが案の定。

配役についてはハリソン・フォードのインディについては置いといて(苦笑)、今回の敵役であるケイト・ブランシェット演じるイリーナ・スパルコですが、影が終始薄い、トコトン薄い。冒頭でテレパス(読心術?)で心を読もうとするので「おお、ラストはインディをその超能力で追い詰めるのか?」と思ったらそんな冒頭の布石は無視されてラストはひたすら後ろから追いかけるだけだし。
反面、意外とイイ演技したのがシャイア・ラブーフ演じるマット・ウィリアムズ。歳喰って激しいアクションが出来ないインディに替わって色々と無茶やってくれます。
そして一番良かったのがカレン・アレン演じる「失われた聖櫃」のヒロイン・マリオンの再登場。容姿はすっかりオバサンになっていますが(それでも美人)、無鉄砲なトコや毒舌っぷりは相変わらずで嬉しくなったり。特にトラック内でのインディとのやりとりは結局この二人はお互いが好きなんだな、と思わせる微笑ましいシーンでお気に入りです。


●総合評価 70点
色々と取り留めもなく書き連ねましたが、やはりこの映画は過去三部作をキッチリ観ている人にこそ観て欲しい古き良き冒険活劇なのだと思いますのですよ。回顧に浸るも良し、あまりのトンデモっぷりに笑うのも良し。そんな映画です。



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