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バカだけど愛すべき日常、そして優しい言葉達。

2008年01月29日 20:16

生徒会の一存 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-1-1 碧陽学園生徒会議事録 1)生徒会の一存 (富士見ファンタジア文庫 あ 3-1-1 碧陽学園生徒会議事録 1)
(2008/01/19)
葵 せきな

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少し前に気になっていた一部(?)ネット上に話題になっていた、葵せきな「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」を購入。即読了。
読み終わって感じたのは各所の感想でよく言われてますが「完全に好き嫌いの両極端に別れる作品」に尽きるかと。時事ネタ、ヲタネタがテンコ盛りで賞味期限はおっそろしく短いデス。作者もソレが分かっているかのようにひたすら暴走しまくっていますし(笑)。
でも、それが独り善がりな感じになっていないトコは評価したい。

物語はギャルゲーやエロゲーみたいな美少女ばかりの生徒会に在籍する桃色……じゃなくて黒一点の副会長・杉崎鍵(ハーレムを夢見るエロゲ馬鹿)の視点から語られる碧陽学園生徒会のまったりとした日常を描く連作短編集。
いつも生徒会長・桜野くりむ(美少女)のその場発言から端を発して、生徒会メンバー達(無論、美少女達。鍵を除く)が行動を起こすワケでなく、ひたすら生徒会室の机上で意味があるのか無いのかの言葉のヤリトリをしていくだけ。でも不思議と事件は片付いていたりする。そんな内容。
加納朋子さんの日常ミステリー作品が好きな人には向いているかもしれませんね。

あと、トコトン世間一般(?)のギャルゲ主人公に対する自虐的なネタっぷりはイタさも感じますが、読み進めるとソレも快感に。(ぉ
そんな内容全開で第一話冒頭数ページで本を閉じる人がいるかもしれませんが、私としては出来れば閉じるのを少し待ってあと数ページ読んで欲しいと思います。主人公・杉崎鍵のギャルゲ脳の理由とか第五話「恋する生徒会」の演説シーンは少し胸があったかくなってしまったし。

個人的には最後辺りのくりむの視点でのエピローグは余計かなー、とも思ったり。
「鍵の過去が本当なのかタダの与太話で済ませるのか」とか「実はヒロイン達は鍵をどう想っているのか」とゆー選択肢を読者に与えても良かったような。
ソレは読んだ人なりの考え方なんでしょうケドね(苦笑)。

何はともあれ、最近色々と小難しい漢字や和製英語とかを使ったライト伝奇モノに飽きてきた人にチョットした箸休め感覚で読んで貰いたい作品です。気負わずに。
そして、このゆるゆるとした日常物語がもう少し読める事を願いながら。

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