FC2ブログ

スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「グッド・シェパード」。

2007年11月03日 04:05


【公式サイト】http://www.goodshepherd.jp/

第二次世界大戦から東西冷戦にかけてOSS(米軍戦略諜報局)で活躍し、CIAを作り上げた男・エドワード・ウィルソン(マット・ディモン)の半生を終始ひたすら静かに描くのですが、こーゆー映画は好き嫌いが激しそうですな(苦笑)。「ゴッド・ファーザー」シリーズ等が好きならこの映画は向いているでしょう。雰囲気も良く似ていますし、「CIA」→「マフィア」と書替えたらこんな感じかなー、と。つか製作総指揮にフランシス・フォード・コッポラの名前があるしな(笑)。監督のロバート・デ・ニーロの作風よりコッポラ色が強い感じです。
1961年に起こったピッグス湾事件の内通者を探していく『現在』と、今まで歩んできた『過去』の思い出を交互に進めていく物語の展開は確かに飽きさせなくて面白いンですが、『過去』と『現在』とで20年近くの年月の差がある筈なのにマット・デイモンやジョリ姐さんの容姿が大して変化していないトコが妙に気になったり。その弊害で何時の時代の描写なのか混乱するコトもありましたし。その辺はもうチョット考えて欲しかったかもナァと。
ナンか徹底した役作りをする完璧主義者のデ・ニーロっぽくないと云いますか。
そんな風に結構否定的なコトを書いていますが、作品全体で見ればかなりレベルの高い作品ではあります。色々な所に散りばめられた伏線がクライマックスでの展開で生きてきて(お土産に渡した紙幣の描写とか)、最後の謎が更に深まる所(一体誰が○○を殺したのか?)なんかは「上手いなぁ」と感心したり。
あとラストの『あの』シーンは静かなんだけどもの凄く怖くなるシーンでした。いや、私かなりの高所恐怖症なので(汗)。

殺伐とした世界の諜報戦でエドワードは愛国者として国を守り、父親として憎まれながらも家族を守り続けた。その結果、得たモノはCIAと云う権力組織。失ったモノは数知れず。彼は国や家族にとって『良き羊飼い(グッド・シェパード)』だったのか。
最後はナンとも言えない苦い気持ちになります。でも観て良かったと思えます。


●総合評価 75点
11月に公開される「ボーン・アルティメイタム」といい、マット・デイモンってCIA関係の映画によく出演するなぁと思ったり。
この映画は若い人なんかよりは、家族がいて子供がいて一生懸命働いている「お父さん」達には結構共感出来るトコがあって面白いかも。

スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://zenrasinsi.blog55.fc2.com/tb.php/222-70dda826
    この記事へのトラックバック


    最近の記事


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。