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「ザ・ウォーカー」。

2010年06月26日 23:19

【公式サイト】http://www.thewalker.jp/

モノクロ写真のような終末世界を堪能する雰囲気重視の映画。
「マッドマックス」や「ドゥームズデイ」に比べるとヒャッハーなおバカ度が足りないとゆーか。
あと宗教マジ最強。スーパー店員を凄腕戦士に成長させるってドンだけスゴいンだよと(苦笑)。
物語は齟齬があったりして(30年も経つのに未だ前時代の遺物を使い続ける人類とか)色々ツッコミどころがありますが、ラストの主人公・イーライの『真相』についてはコレは素直に驚いたり。確かに色々なシーンでソレらしいトコはあったンだよなぁ。

(※以下映画のキモの部分ネタバレがありますので反転処理)

ぶっちゃけますとこの映画は『世紀末版・座頭市』なんですな。
つーても勝新座頭市みたいに全盲ではなくて、イーライは弱視レベル(やや視える?)みたいですが。山刀で居合い抜きのように素早く斬るシーンは「座頭市」っぽいなと感じていたのに。眼に頼らずに音や嗅覚を重視する行動とか、イーライの不自然な視線とか色々と布石があったのに。監督本人も「座頭市や七人の侍に影響を受けた」とかインタビューで語っていたのに。あー、何で気が付かなかったかナァ、俺(苦笑)。
しかしそうやって観ると、ゲイリー・オールドマン演じる街の独裁者・カーネギーやその副官であるレッド・リッジとかも確かに座頭市に出て来そうなキャラなんですよネェ。宿場町のヤクザ親分とその用心棒みたいっつーか。
物語の核であるイーライが30年間、西へ運ぶ『本』の正体は予告映像などで直ぐ解っていたンですけど、二重の意味でこの本が物語のオチだったし。
……いやホンマ、完全にヤラれましたよ(苦笑)。


(※以上、ネタバレ終わり)

配役については、カーネギー役のゲイリー・オールドマンが良いですな。「バットマン」シリーズのゴードン警部の堅物インテリってイメージが強かったので、本=権力に取り憑かれたイカれオヤジっぷりがナカナカ。
デンゼル・ワシントンは相変わらずのデンゼル具合(ぉ
他の配役ではレッド・リッジ役のレイ・スティーヴンソンは惜しいキャラだナァと。イカれ気味のボスに従う常識派な副官で、ヒロインであるソラーラに向けた淡い恋心とか、もっと見せ所があったら良かったのに。最後の死ぬシーンはソラーラに対する優しさだったのか? 悩む所です。

あと個人的に気になったのがこの映画のタイトルだったり。何で「ザ・ウォーカー」ってセンスのないタイトルにしたのやら。原題である「ブック・オブ・イーライ(イーライの本)」の方が物語の意味も解るような気がするのですが。
まぁ、その辺は人それぞれの感じ方次第なンでしょうけど。


●総合評価 60点
序~中盤までだったら50点レベルで終わっていたのですが、ラストのオチで+10点ってトコでしょうか。しかし、この映画は欧米辺りの宗教観だと評価が高いかも知れませんが、日本ではあまりウケが良く無さそうだよナァ(汗)。
あとアップル製品の頑丈さはナンかのイヤミか、コラ(笑)。

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