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「ドリームガールズ」。

2007年02月26日 01:03

【公式サイト】http://www.dreamgirls-movie.jp/top.html

観終わってまず最初に思ってしまったのが、

「──これ、なんてアイマス?

となった時点でかなりアレですな自分(苦笑)。
いや、だってヒロイン達は三人ユニットだし、色々紆余曲折して芸能界を駆け上がって衝突とか挫折をしたり、クライマックスはみんな揃っての解散コンサートってオチとかもアイマスっぽく。
ただし、こちらのヒロイン達はあんまし萌えませんが。(ぉ)

まず、このミュージカル映画は過去の観てきた作品の中でも『歌』の部分については実に良く出来ています。米国音楽のバックステージを描いているので台詞の途中で突然歌い出してもそれほど違和感ないし(笑)。ジェニファー・ハドソンとビヨンセ・ノウルズがそれぞれのスタンスで歌う「ワン・ナイト・オンリー」のトコは少し震えがキたり。特にジェニファーはこの「ドリームガールズ」がデビューの新人とは思えないぐらいの歌いっぷり&大声量。こりゃアカデミーの候補になるのも頷けるっつーか。ただ、このジェニファーの歌はチョット……いや、相当にクドいです。一曲終わると聴いているコッチが疲れちゃうぐらいに。

物語的には単純明快なアメリカンドリームな栄光と挫折と再生モノ。
各所でも云われていますがそれぞれの登場人物にモデルがあるのは洋楽をそれなりに知っていれば一目瞭然ですな。主役の三人娘はダイアナ・ロス&シュープリームスですしエディ・マーフィーは紹介記事ではジェームス・ブラウンがモデルってなっていますがどちらかと云えばマーヴィン・ゲイじゃないかと。あと、ジャクソン5みたいなグループも出てくるし。そんなトコを色々と探してみるのもこの映画の楽しさかも。
で。そんな風にレベルの高い歌唱とか元ネタを探すトコなんかは実に楽しくて良い映画だったのですが、登場人物達が剰りにワガママすぎるのが個人的には大減点。全然登場人物達を応援したいという気分になれないっつーか。
特にジェニファーが演じるエフィーには何度ムカついた事か。……いや、その背景にある黒人音楽の誇りとかは解ってはいるンですよ。ソレを差し引いてもあの自己中心っぷりは目の前にいたら間違いなく殴っているわ(苦笑)。個人的にはジェイミー・フォックス演じる悪党マネージャー・カーティスよりムカつくんですが。
同じミュージカル系映画の「シカゴ」では出てくる悪いヤツらは、確かにやっているのは悪い事なんだけど妙に憎めないトコがあったりして、最後でみんな笑顔になっても「まぁ、いいか」と苦笑して赦せてしまうンですけど、この映画についてはラストにみんな笑顔でいてもナンとも納得出来ない鬱々としたモノが腹の中に残ってしまうンですよね。そこが実に残念。音楽とかステージ衣装とかの美術は素晴らしいのに。

ただ総合的にはレベルがスゴク高い作品なので、音響設備の良い劇場で観て欲しいですね。あと洋楽好きには更にオススメ。

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