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「ラブリーボーン」。

2010年02月13日 14:00

【公式サイト】http://www.lovelyb.jp/

予告編とかCM映像とか観ると家族愛を重点に置いた感動作と勘違いしそうですが、実際に観終わってみると言表しにくい怪作っつーか、簡潔に云うならばピーター・ジャクソン版「大霊界」。
「ロード・オブ・ザ・リング」や「キングコング」で(自分の趣味的な)やりたいコトをやり尽くしたのか暫くメガホンを取ってなかったピーター・ジャクソンの4年ぶりの作品がコレってねぇ(汗)。個人的にはピーター・ジャクソン作品というのは『無駄な部分の面白さ』ってのがあったのに、脂肪も落として体型がスリムになったのと一緒に面白い部分も脂肪と一緒に落としてしまったのかー、と思ったり。どこの岡田斗司夫かと。

しかし、甘酸っぱい14歳の幽霊少女のドキドキ初恋物語+ピーター・ジャクソンお得意の恐怖感を煽る流血屍体描写って食い合わせが悪すぎるなと思ったり(汗)。
シーンの一つ一つは良いと思うのですよ。ヒロインのシアーシャ・ローナン演じるスージーがイギリス系インド人の少年に心ときめかせたり、キスシーンだけで見ているコッチが恥ずかしくなったりするのは、一昔の少女漫画っぽく微笑ましくもあったり。死後の世界も少女願望の入りまくったファンタジーだし。
対して残酷描写はスージーの屍体自体は出て来ませんが、洗面所の汚れた泥とか洗面台の血塗れ剃刀が気持ち悪さを醸し出して、スタンリー・トゥッチ演じるミスター・ハーヴィの怪演もかなりのモノ。
だがその二つが合わさる恋愛模様でドキドキするべきか恐怖描写でドキドキすべきか珍妙な感じになったり。特にクライマックスが。
幽霊になっても初恋が忘れられずこの世を去る前にキスをすると云うチョット切ないラブシーン。しかし壁一枚隔てた向こうでは、殺人犯がヒロインの屍体を運んでいると云うカオスっぷり。
「キスなんぞ良いから窓の外観ろッ、外――ッッ!!」と何度思ったコトか。
物語のシメも個人的には消化不良っぽく。何か因果応報っつーか宗教臭さを感じたり。

悪いトコばかり書いてますので良かった点も少々。色々とシーン毎にカメオ出演やお遊び描写があったのは個人的には楽しめましたね。解り易いトコだと「指輪物語」ネタとか監督本人カメオ出演とか。
しかし、そんなお遊びも本編が面白ければ許せるのであってどうにも……ネェ?(苦笑)


●総合評価 30点
ピーター・ジャクソン作品ってコトで期待していたのに、もの凄く微妙だったので落胆したのでこの点数。
あと、そんなに大作でもないのにエンドロールが目茶苦茶長いのに追い打ちを喰らって疲れまくり。何でこんな作品にあんだけスタッフいるンだ???

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