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「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」。

2010年01月17日 20:12

【公式サイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/ultra-legend/

チョイと時間が余っていたので予備知識なしで観たのですが、コレが嬉しい大誤算で大変面白いヒーロー映画で御座いました。

まず映像の撮り方が、今まで私が観てきた邦画特撮の(良い意味でも悪い意味でも)バタ臭さが薄れていて、CGとワイヤーアクションを多用してスピーディにそしてスタイリッシュに見せているのが良かったり。ワイヤーアクション&CGを使った空中戦は「マトリックス」っぽくて、近接肉弾戦は昔のカンフー映画っぽいと云えば解り易いですかね。
物語については予告編や公式サイトの説明文を読むと子供向けらしい単純明快な勧善懲悪モノで多少退屈に感じるかもしれませんが、その退屈さを吹き飛ばすぐらいにアクションやCG特撮の連続で最初から最後までクライマックスで一気に魅せてくれる姿勢が素晴らしい。どのくらい素晴らしいかっつーと、私が観に行った劇場内は小さな子供連れが多くて「うわー、これは上映中に少しでも退屈になったら騒ぎ出したりするかもな」と不安だったのですが、ひたすら目の離せない格好いいアクション映像の連続で子供達が夢中になっていて、終始とても静かに観れたぐらいに。
コレってよく考えるとスゴイ事なンですよね。大人は映画で面白くないシーンがあっても「もう少ししたら面白くなるかもしれない」と我慢して静かにしますが、子供は素直で少しでも退屈になったら別の事に興味を探して騒ぎ出しますからね。ソレをずっと黙らせて集中させるンだから子供を楽しませるツボを心得た映画と云わざるを得ないってトコで。そして、こんなスゴイ映像を多感な時期に観れる今の子供達にチト嫉妬なんかもしてしまったり(笑)。

登場人物については昭和ウルトラマンシリーズと平成ウルトラマンシリーズから数人がメインとなっておりますが、どちらかと云えば昭和ウルトラマン系の方がかなり活躍します。まぁ、私が平成シリーズについてそれほど知識がないってのもあるのですが。しかし、今回の映画で一番活躍しなかったのは間違いなくゾフィー兄さんではないかと。色々不憫だよなぁ、この長兄。
そして新聞にも載って話題になった小泉純一郎元首相が声をあてたウルトラマン・キングですが、思ったより悪くない感じだったかと。ラストの演説シーンは流石は元政治家で良い声で喋ります。しかし物語を見る限り、最凶のウルトラマンであるベリアル相手でもかなり余裕でしたし、正直ウルトラマンゼロを派遣するよりお前が行けよ、と言いたくなったり(笑)。まぁ、キング自体は色々と神出鬼没みたいですが。正に最強の徘徊老人だな、オイ。
で、この映画でのメインとなるベリアルとゼロについて。
小泉元首相が演じるキング以上にベリアル演じる宮迫博之の声の演技が素晴らしかった。ゼロの宮野真守は言うに及びませんが。正直いつ「俺がウルトラマンだ!」とか言い出さないかドキドキしていましたよ私(ぇ
あと、ベリアルのデザインって見れば見るほどエヴァに見えてしまいますな。やや猫背っぽいトコとか、ギガバトルナイザーはロンギヌスの槍っぽいし。まぁ、エヴァ自体がウルトラマンがモデルですからネェ。
対してゼロのデザインについては最初写真とかで見た時はダブル・アイスラッガー(ゼロスラッガー)とかで爆笑したクチなのですが、動いているのを見ると結構格好良く見えてしまうから不思議。あと性格が予想していたより不良系だったのは新鮮でしたね。根本はツンデレっぽいですが(何

何はなくともウルトラマン・シリーズに夢中になった事がある世代ならこの映画は観て損はないかと。そして観終わった後は幅広い世代と色々と語り合ってみたい映画で御座いました。


●総合評価 60点
単純にアクションと特撮映像だけなら70点ですが、やはり色々と歳喰っている&他の映画と比べてしまう所為で少し辛めの点数で。
しかし、観終わった後で怪獣軍団の中にナイナイ岡村が扮するプレッシャー星人がいた事を知ったのですが、私は見つけられなかったり。あとニワンゴも。

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