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「アバター」。

2009年12月27日 23:09

【公式サイト】http://movies.foxjapan.com/avatar/

観終わった瞬間、全身から『ドッ』と汗が吹き出ました。
別に劇場のエアコンが壊れていたワケでもなく、目の前に繰り拡げられた圧倒的な世界観と映像表現に興奮と知恵熱が出たとゆーか(苦笑)。こんな経験は久しぶりですわ。確か同じキャメロン作品の「T2」でもこんなコトあったな。

しかし、この映画については観に行く映画館の設備などで評価がかなり左右されてしまう惜しい作品だなぁと思ったり。なるべく大画面のデジタル3D上映システムで観ないと、この映画の魅力は半減してしまいますね。そんな恵まれた環境、日本にどれだけあるのやら。
因みに私の観た映画館(シネコン)のスクリーン設備は『Dolby 3-D』と云うシステムでスクリーンはやや小さめ。それでも充分素晴らしさは伝わるのですが、やっぱ小さい写幕で見ると「もっと大きなスクリーンで観てみたいッ」と云う欲が出て来てしまうワケで(苦笑)。

で、肝心の映像についての私が素直に感じたコトなどを。
私自身3D映画はずっと昔に観たきりなので最新3D映像技術は今作で初体験だったのですが、今までの3D映像はスクリーンから人物や乗り物やアイテムが自分の目前に飛び出す映像が殆どだったような気がします。しかし、「アバター」ではそんな風に映像が観客の前に飛び出して見える表現に重点は置いてなくて、スクリーンの向こう側に新しい世界が拡がっているような体験を与えてくれます。
スクリーンに近付いてみて、そのスクリーンの枠から、ヒョイッ、と乗り越えて『向こう側』に行けそうな感覚と云うか……『奥行き感』がスゴイのですわ。小さいスクリーンで観たので、感覚的には大きな窓から俳優や戦闘機や異星の怪物のリアル舞台劇を覗き込んでいるような感じと云えばいいのかな、どうにも良い表現が言い表せないナァ(苦笑)。
今までの3D映画は若者や家族向けのアトラクション的な要素が強かったのですが、これは本気で3Dを映画の新しい演出や表現の手段として活用しているトコロが凄いと思ったワケで。個人的には高所からの落下シーンは剰りの臨場感に背筋がゾクゾク。
現在の「T2」から始まったCG全盛な映画みたいに、この映像が数年後には映画表現のスタンダードになるとしたら……もの凄くワクワクして嬉しくなってしまいますね。まだまだ映画に秘められた可能性を感じて。

で。映画自体の物語についてですが、「ダンス・ウィズ・ウルブス」や「ラストサムライ」のような異文化・異民族との交流、そして侵略者(今回は地球側)との戦いと云うアメリカお得意のジャンルで、捻りもナニもないベッタベタな展開。
その辺で評価を低くしている人もいるみたいですが、マァこの辺は多数民族アメリカ国民のトラウマであり普遍的なテーマだからネェと。
私自身はこーゆーテーマは好きなので楽しんで観れましたし、ラストは不覚にも涙が出て来ましたよ。3Dメガネ付けたまま瞼押さえたりしたし。
あと、キャメロンSF作品ではお馴染みの色々なSFマシンが出てくるトコはメカ好きにとってはニヤニヤしまくりでしたね。パワーローダーや戦闘ヘリにガンシップとかオモチャで欲しくなるデザインの格好良さよ。銃器とかのギミックも「エイリアン2」に出て来たようなアサルトライフルみたいなのを期待したのですが、思ったより地味な扱いで残念だったり。

配役については主役のサム・ワーシントンは「ターミネーター4」でもナカナカ良い演技をしておりましたが、このアバターでも髭を伸ばしたり髪がボサボサになっても「あ、サムだ」と観客に判別出来る存在感を出していましたし。個人的にイイなと思ったのが、アバターを操作するようになって今迄との『現実』のギャップに苦しむシーン(枯れ木のように痩せ衰えた自分の足を観るトコとか)とかですかね。
他に個人的に推したいのがシガニー・ウィーヴァーとスティーヴン・ラングですな。シガニー・ウィーヴァーは「エイリアン2」以来のキャメロン映画の出演ですが、気丈な性格や行動力といい「エイリアン」のリプリーを観ているようでチト嬉しくなったり。スティーヴン・ラングは海兵隊のマイルズ・クオリッチ大佐役なのですが、ひたすらの軍人バカっぷりに笑ってしまったり。個人的には酸素マスク無しで外に飛び出して銃を乱射するトコとか、ラストの足掻きっぷりとか見事なまでのタフネスっぷり。こーゆーキャラは嫌いではありませんが、丁度直前に観た「パブリック・エネミーズ」では老齢の渋いベテラン捜査官を演じていたのを観ていたので、そのギャップに笑えてしまったり。

と、まぁ、色々と書きましたが、確かにもっと感動したりヒネりを効かせたSF冒険映画を観たいのなら、この作品はオススメ出来ませんが、この映画の持つ映像技術や表現は今後の映画の可能性を感じさせてくれる素晴らしいモノですので、少しでも興味が湧いて、近所にデジタル3D上映する映画館があるのでしたら観て頂きたいな、と個人的には思っています。
あ、あと総上映時間2時間45分とゆー大長編ですので事前トイレは必須(笑)。


●総合評価 80点
映像の持つパワーとキャメロンSF映画のメカニックを合わせてこの点数で。
あーしかし、IMAXの大スクリーンで観たらどんなに気持ち良いだろうナァ、この映画は(涎

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