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「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」。

2009年12月14日 03:00

【公式サイト】http://yamato2009.jp/

どーにも、最近良い映画ばっか観て心を揺さぶられて気持ちが良いのだけど、バカ映画好きには色々とモノ足りなくなって、悪い評価を聞いていましたが敢えて観に行った次第で。ああ、呪わしき我が映画嗜好。

私自身はヤマト世代とは違いましてどちらかと云えばガンダム世代なのですが、ヤマト自体は再放送などで全作品網羅しており、結構思い入れも深かったりします。少ない小遣いやりくりしてプラモも沢山作ったし。「さらば~」では子供ながらに大泣きした記憶もあるし。
で。社会人になってから劇場版を観直したコトもあったのですが、昔は泣いたり感動したけど、今観ると物語のご都合主義さとか自己犠牲美化する右翼的な映画だったコトを理解出来て「まぁ、昔のアニメだししょうがないか」と自己納得させていたンですよ。正直何度も観たい映画ではなくなったワケで。
そして、最後の劇場版(完結編)から26年経過した今になって新たな「ヤマト」と云う事で「多少は今風になっているかな?」と思って観に行ったのですが、ナンというか良い意味でも悪い意味でも昔のまんまで私大笑い。いや、実際は笑ってないケド。

マァ、OPから『原案:石原慎太郎』とか『原作・脚本・監督:西崎義展』とデカデカと出た時点で半ば予想していたとゆーか諦めみたいなモノはありましたけど、内容的には実に解り易い自己犠牲美化右翼的内容。多少はオブラートに包んた批判内容かと思って見続けてみれば、もう直球すぎる剛速球でかえってソレが気持ち良すぎるぐらいでした。星間国家連合軍なんてまんま米国主導の多国籍軍だし。いや、最近こーゆーフッ切れた作品って観ていなかったから返って面白く観れたり。

物語については色々とツッコミ所が多々ありますが、ご都合主義とかその辺については過去のヤマト作品もそうだったので、それほど気にならなかったンですが唯一気になったのは中盤からの、いきなり星間国家連合軍に宣戦布告する辺りからの展開でしょうか。最初は地球全人類をアマール星へ移民させるのが目的で、移民船の護衛の為に奮戦する描写(特に誰も失わないようにする為に尽力するトコ)は結構熱くて燃えたのに、移民船の護衛が終わった途端に味方の被害など考えずに宣戦布告して戦いまくるってのがナァ。
個人的な邪推ですが、移民船団の護衛までが石原慎太郎の原案で、それ以後は西崎義展の自己満足的な付け足しではないのかな、と予想してみたり。
ま、その部分だけが気になったのでソレ以外の色々と物語的にヒドい部分については、もう「ヤマトだからッ!!」ってコトで全部自己納得しましたが、自分は(笑)。
宣戦布告数分でボスキャラが出てくるコトも。
実は本当の敵とは○○○人だったと云うコトも。
地球が滅びる残り数分で語られるトンデモ展開も。
序盤で妻である森雪の行方不明が投げっぱなし状態も。
どう考えても続きそうにない『第一部 完』なテロップも。
全部「ヤマトだからッ!!」ってコトで。(ぉ

物語とかについては色々と悪い部分ばかり目立った新作「ヤマト」ですが、メカ描写についてはナカナカ良かったかなと思ったり。最近のアニメの影響によるディスプレイに投影される大文字とか、コンピュータを使った分析描写とか。
コスモタイガーIIの後継機となる新型艦載機・コスモパルサーの発進シーンも格好良かったし、何より終盤に古代進専用機であるコスモゼロ(実際はコスモゼロの新型・コスモゼロ21)が出て来たのは個人的に嬉しかったり。
あと、やっぱり「ヤマト」と云えば発進シーンと波動砲発射シーンは外せないワケで。
アクエリアス内部からの発進シークエンスは細かく描写されて、観ているだけでアドレナリンが出まくって、いよいよメインテーマと共に発進するシーンは何度でも観たくなる出来でした。
しかしながら、もう一つの盛り上がりシーンである波動砲発射シーンは今ひとつな出来。つーか発射シークエンスが早すぎて、旧作の重厚な発射シーンと比べて『軽く』なっているような印象を受けましたね。あの「ピッピッピッ……」と云うカウント音で盛り上がっていく課程が足りないと云うか。
そして、ヤマトのメカニックと云えば「こんなこともあろうかと」な真田さんですが、今回も最後の最後で真田さんがやってくれます。ココはマジ痺れた。
あと、余談ですが最初に星間国家連合軍に襲われる、第1移民船団の護衛旗艦が「ブルーノア」ってのに大爆笑したのは私だけではあるまい(汗)。

キャラクターについては松本零士デザインにそれほど思い入れがないので、今回の湖川友謙さんのカッチリしたキャラクターデザインは結構好きだったり。
声優陣についてもそれほど違和感を感じませんでしたな。山寺さんの古代進も歳を取った中年の渋みがあって良いかなと。ただ個人的に気になったのは今作の新キャラでゴルイ将軍と云う実に格好良い武人がいるのですが、声優が伊武雅刀さんなンですよ。いやさー、どうせならそんな新キャラの声に出さずにデスラーで出て下さいと言いたくなったり(汗)。

そんな感じで色々とツッコミ所が多すぎて最近の『映画』や『アニメ』としては、あまり評価出来ない「ヤマト 復活篇」ですが、ネタ映画としてはコレほど楽しめる映画も久しぶりなワケで。いや、本当に面白う御座いました。


●総合評価 45点
ネタ映画としては70点出しても良いかも。
色々と他の年末アニメ映画と比べて興行的にも苦しいらしいですし、新年まで上映出来るのかなと気になったり。取り敢えず少しでも興味が湧いたら早めに観に行かれるコトをオススメします。

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