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「カイジ 人生逆転ゲーム」。

2009年10月23日 23:59

【公式サイト】http://www.kaiji-movie.jp/

公開前から色々と物議を醸していた実写版「カイジ」ですが、物語構成や見せ方など色々と問題はあれど、バカ映画としては色々とツッコミ甲斐があってナカナカ楽しめる出来で御座いました。

物語については原作の第一部にあたる『賭博黙示録』のレスポワール戦、鉄骨渡り戦、Eカード戦を中心に、『賭博破戒録』の地下帝国描写を入れた混成的な内容。簡単に云えば原作で面白く、実写で観てみたかった部分を繋いだダイジェスト版ってトコでしょうか。ですので原作好きな感想の中では「話の展開が早すぎて、ゲームのルールも一部変わっている」とか「合間合間で説明描写を入れてテンポが悪い」とかの意見を良く見ますが、2時間と云う時間内で飽きさせずに見せるにはしょうがないンじゃあないかな、と思ったり。2時間近くもレスポワールの「限定ジャンケン」ゲームを延々見せ続けられるのも結構アレですし(笑)。
しかし、この映画で一番楽しめたのは出ているゲームに参加する人間達のクズっぷりに尽きるかと。努力や義務を果たさずに権利だけを口先だけで煩く叫ぶ姿は、目前にいたら「うわー、思いッ切り殴りてえッッ」と思いたくなります。マァその分、命をかけたゲーム最中での必死さや頭脳の閃きっぷりが生きてくるのでしょうケド。

配役的にはカイジ役の藤原竜也は実写版「デスノート」ではマンガの実写化にしてはナカナカ好演していたのですが、今回のカイジはチョット配役ミスだったかなー、と思ったり。その原因としてはひたすら叫びまくって泣きまくって、そのくせ台詞が聞き取りづらい滑舌の悪さと云いますか。別にアゴがトンガってなくても丸顔カイジでも私は一向に構わなかったンですが、コレはいただけないナァ。どちらかと云えば友情出演している松山ケンジの方がカイジ役に向いていたような気がするのですが。最初出て来た瞬間のダメ男オーラの出しっぷりとか鉄骨渡りでの真剣な表情とか。
他の配役では、利根川役の香川照之は最初は原作にあるようなシブさも無くて役人な小悪党っぽさが「どうかなぁ」と思っていたのですが、ラストでの緊迫感のある一歩間違えばギャグの領域に入ってしまう長時間顔芸が最高すぎたり(笑)。どうせならCG加工して「ぐにゃぁ~」と曲げたり「ビキッ」と割らせたりして面白顔とかにしたらもっと笑えたのに。
そして今回の実写化では性別改変された遠藤役の天海祐希。この映画で一番オットコ前な役柄になっています、女性だけど。ラストのEカード戦での「約束だからね……ビール」のシーンは惚れてしまいそうですわ。
殆どの配役に云えるのですが、この映画ではみんなかなりオーバーアクション気味で映画と云うより舞台劇を見ているような気分でしたね。その辺を許容出来るかが、違和感を感じたり面白く感じたりする人の感覚の差なのかな、と。個人的な考えですが。

取り敢えずこの映画を観終わった後、キンキンに冷えたビールと焼き鳥が無性に食べたくなります。
実に悪魔的(笑)。


●総合評価 45点
余談ですが。
この映画を観に行った時、隣の席がどう見ても小学生の男の子二人組で観に来ていて、最初から最後まで行儀良く観ていて「おお、感心だな~」と思っていたらエンドロールで「やっぱお金は命より大事だね(※意訳)」みたいな話を曇り無い笑顔でしていたのが色々な意味でショックでした。
つか小学生で「カイジ」を理解出来るトコが末恐ろしいわ(汗笑)。

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