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「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」。

2009年09月12日 12:22

【公式サイト】http://movies.foxjapan.com/wolverine/

150年という長い年月を生きてきたX-MENの歴戦の勇士であるであるウルヴァリンの過去を描いた最近のアメコミ映画で流行っているビギンズ系作品ですが、玉石混合の多いアメコミ映画の中で予想外に面白く観れましたね。
ファンの間でも評価の高いミュータントvs人間と云う相容れられない葛藤を描いたブライアン・シンガー版(「X-MEN」「X-MEN2」)みたいなのを期待しているとチョット残念な出来ですが、ミュータント達の息も尽かせぬアクション連発のブレット・ラトナー版(「X-MEN:ファイナル ディシジョン」)が楽しめたのならこの「ウルヴァリン」も楽しめるような、そんな方向で。
冒頭の子供時代のローガン=ウルヴァリンの能力覚醒から150年の長い年月をひたすら幾多の戦場で生きていく凄惨なOPは「お、これはアクションだけじゃなくて人間ドラマも期待出来るか?」と思ったのでしたがネェ(苦笑)。

アクションは本当に色々と見所が多いです。
序盤に出てくる『チームX』の超人アクションはなんつーか厨房細胞を刺激させてくれる内容。日本刀で二刀流演舞したり、二丁拳銃でガンカタとかしちゃいますし(笑)。
中盤は軍隊兵器を相手にした爆発満載アクションですが、この辺はCG造形が少し甘いのでそれほど興奮はしなかったり。もう一つの……つーか個人的大本命であったレミー・ルボーことガンビットのカード&棍棒アクションについては活躍シーンは少ないですが、実に格好良くて大満足。そしてそんだけ格好良くウルヴァリンすら圧倒するのにゲンコツ一発でノされてしまうのにも大笑い。
そして終盤は兄であり宿敵であるビクター(セイバートゥース)と究極ミュータント『ウェポンXI』との対決。『ウェポンXI』については反則的なまでの能力追加過剰っぷりに笑いすら出て来ましたわ。うーん、ガンダムに例えるなら1年戦争時にいきなりGP-3(デンドロビウム)が介入してくるような。
ンで事前情報を仕入れずに観たので、その後公式HPで知ったのですが『ウェポンXI』ってあのデッドプールだったンですなー。全然気が付かなかったよ。確かに公式設定でデッドプール自体『ウェポンX』計画に参加していたし。
(※デッドプールについて良く知らない方はググれば結構な数のページがヒットしますのでそちらを参考に。簡潔に云えばマシンガンジョーク連発しながら金次第でナンでもすると云うダークヒーロー。日本ではあまり有名じゃありませんが米国では結構人気があり)

物語については人間に迫害されるミュータント達の哀しさ――っつーモノはチラチラと見せてはいるのですが、基本的には散漫。人間達に混ざっての木樵生活や農場の優しい老夫婦達の交流描写もあともう少し深く描いていたら良かったとおもうンですがね。例えるなら見ず知らずのウルヴァリンを無償で助けていた優しい人々がミュータントと解った途端に冷淡に接したりとか。そんなシーンあったらあったで鬱になりそうだけど(汗)。
ラストの記憶の失う展開もナンというか……もうチョット捻った内容にして欲しかったり。個人的妄想を吐き出させて貰うと、

《『ウェポンXI』と戦いに決着が付いた瞬間、突然の鳴動。二人の戦いの舞台であった原子炉がその激しい破壊行為によって暴走を始めてしまう。逃げ出そうとするウルヴァリンの視線の先に今まで迫害していた人間達が逃げまどう姿が映る。しばしの葛藤の後、暴走を食い止める為に原子炉中心に向かうウルヴァリン。身体を燃やし尽くすような高熱と放射能。並の人間なら即死する環境で制御を試みるウルヴァリン。――やがて原子炉の暴走は収まり、ガンビットは原子炉中心で半死半生のウルヴァリンを発見して救出する。
――数日後、目覚めたウルヴァリンは親しかった人達や愛する女性の記憶を全て失っていた。》


……なんて展開はどうでしょう? まぁベタな展開だと思いますが。
あと、観終わってやっぱ一番の違和感を与えてくれたのはビクターことセイバートゥースではないかと。「ウルヴァリン」では黒コートを靡かせてひたすら弟・ローガンに固執するツンデレ戦闘狂として描かれていますが、アレがその後「X-MEN」本編で出て来た脳筋バカになるとはとてもじゃないが想像出来ねえ(苦笑)。ビクター=セイバートゥースってこの映画設定は間違いなんじゃね?

しかし、観終わって感じたのは今回この作品を監督したギャヴィン・フッドはかなり苦労したンじゃないのかな、と思われ。正直こーゆーアクションに向いている監督では思えないンですよね。過去の経歴とか見ると人間ドラマを得意としているみたいですし、アクションも色々な映画からのオマージュっぽいのもあるし。


●総合評価 75点
ガンビットと『ウェポンXI』のアクションに+10点個人的追加ってトコで。
余談ですが、エンドロール後にある映像が流れるのですが、5月の米国公開時には2パターンあったらしく。日本公開版ではどうなっているンですかね?
私が見たのはあるキャラの復活シーンですが。

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