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http://movies.foxjapan.com/happening/一言で言表せば
「 ま た シ ャ マ ラ ン か 。」な出来です。期待を裏切りません。いや物語的な期待は裏切ってくれるンですが。騙されると解っていても観てしまう。
ソレがシャマラン・クオリティ。ただ「シックス・センス」みたいな大ドンデン返しや驚愕な真相を期待する(まだにそんな人がいるとは思えませんが・苦笑)とガッカリ感はかなりのモノですが、単純なB級パニック映画として観れば面白い部類ではないかと。正直「サイン」よりは終始退屈せずに面白く観れたり。
冒頭からいきなり奇行後のエグイ自殺シーンはかなり吃驚させてくれますし、その映像の撮り方も相変わらずのシャマラン節で色々と深読みさせたり、
意味も無く不安感を煽ってくれます。この独特のセンスだけはホンマ評価したいンだけどナァ。
そんな不安感を身に纏いながら逃げ出すマーク・ウォールバーグ演じるエリオット達。本当に細菌テロなのか? エリオットが発見した仮説が正しいのか? それとも『それ以外の何か』なのか? ――結局この謎はエリオット達の前に提示される事なく、終わります。例えるならスピルバーグの「宇宙戦争」を観終わった感じに似ているかも。ただ「宇宙戦争」と違うトコロは、人々の死に方があまりにあり得なさ過ぎて、
一歩間違えるとギャグになっているトコですか(汗)。
事件の『真相』については観終わった直後だとエリオットの仮説が正しいような感じもしますが、そうなると終盤あたりの『アレ』は成立しないハズだし、色々と考えてしまいますね。
この辺は観に行った人達と愚痴も含めて(笑)色々と語りたいかも。まぁ冒頭の台詞でもありますが「自然界には説明のつかない現象が多い」ってコトですかね。
配役的にはマーク・ウォールバーグが実直な教師役を演じて好感触でしたが、パニックになる度にややモンキー顔が強化されて終盤はジミー大西に観えてしまったり。あと奥さん役のズーイー・デシャネルはナカナカの黒髪美人で結構萌えるモノが。性格は
かなりアレで結婚したいとは思わないけど。絶対途中で死にそうな感じがしたのに(ぉ)。加えて友人の娘役のアシュリー・サンチェスも可愛いし。
今気付いたけど、何気にシャマラン映画って自分好みの美人が多いよな。
あと終盤に出てくる老婆はインパクト強すぎてかなり精神的に気持ち悪いー(汗)。
●総合評価 50点
観終わって「コレ随分と安い予算で撮ったンだろうナァ」と思っていたら、今回の予算って
6000万ドルってコトが判明して、コレが一番の驚き(笑)。一体どこにそんな予算を使っているンだッ!?
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