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「アンストッパブル」。

2011年02月09日 01:06

【公式サイト】http://movies.foxjapan.com/unstoppable/

昨年公開された「サブウェイ123 激突」と同じトニー・スコット監督作品なのに。
ジャンルも同じ列車パニックアクション作品なのに。主演も同じデンゼル・ワシントンなのに。
これほど面白さに差が出るモノのかと驚かされてしまう映画(苦笑)。


(※以下、映画本編についてのネタバレがありますのでご注意)


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「ソーシャル・ネットワーク」。

2011年02月08日 01:00

【公式サイト】http://www.socialnetwork-movie.jp/


(※以下、映画本編についてのネタバレがありますのでご注意を!!)


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「劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-」。

2010年11月29日 00:24

【公式サイト】http://www.gundam00.net/

11月にやっと地方でも公開されたので観てきたのですが。
ガンダム系映画としては語るべくモノは無く、「ガンダムOO」と云う単体作品の完結編としてはTV版との違和感が拭えきれなく、SFパニック映画としては凡作といった感じの映画。

世間に溢れる古参ガノタの皆さんみたいに徹頭徹尾批判する気は無いのですが、自分的にガンダム系作品の骨子とも云える「人間同士の理解り合えない故の悲劇」ってのが無いのがどうにもナァ(苦笑)。少なくともTV版では国家間、個人間それぞれのエゴや擦違いを描いていたのに。今回の劇場版では人間どころか有機物ですらない地球外生命相手のファースト・コンタクト物になっているし。あとは同時期に高評価された正統派作品「ガンダムUC」が公開されたのもこの映画の不幸かナァ、と。どうあっても比較されてしまうし。
そんなワケで、私は上映開始10分後にはこの映画はガンダム映画ではなくて「SFパニック」系映画として脳内理解を切り替えて観た次第(笑)。

で。この作品に対しての大前提はコレぐらいにして、細かい感想なんかを。
作画については流石はサンライズで劇場作品だけあって、かなりの高レベル。だけどMS等のメカの動きが速すぎ&軽すぎる感が。無重力な宇宙空間の動きに重さ(重力)を求めるのもおかしな話かも知れませんが。大画面に出てくる新ガンダムやMS達のデザインや緻密な動きを楽しみたいのに動きが速すぎて、ゆっくり楽しめないと云うか。舐めるように眺めてハァハァできなくてメカフェチ欲求不満爆発と云うか(ぉ
キャラクターについては予告編とか公式サイトではメイン・キャラクター扱いなのに本編では呆気ないぐらいの咬ませ犬っぷりデカルト・シャーマンさんが何というか不憫すぎる(;つД`)。終盤で再登場するかと思ったらそんなコトなかったし。
他のキャラについてはそれぞれに出番はあって見せ場もありますが(アレルヤの生身アクションシーンは良く出来ていたと思う)、他の感想サイトでも云われていますが今回のヒロインは絶対フェイトだと思うワケで。ホンマに最初から最後まで刹那を想い続けるイイ女ですし。個人的には最期の決戦後、どうなったのか描いて欲しかった一番のキャラだったり。出来れば幸せな結末で。あとビリーは取り敢えず爆発しろ(何
物語についてはそれほど奇抜なドンデン返しもないSFパニック+MSアクションで退屈はしないけど1年経てばスッカリ忘れてしまうような印象の薄さが逆に気になるというか(苦笑)。終盤のダブルオークアンタ出撃&無双バトルシーンまでは低空飛行気味だったテンションがやや上がってきたのですが、例の『花』のシーンで思わず( ゚д゚)ポカーン。
そしてEDロール後のシーンで更に( ゚д゚)ポカーン。
正直、こんな結末で熱心な「OO」ファンは納得出来るのか不安になりましたよ。私の場合はネタとしてはアリかと思ってますが。


●総合評価 55点
ラストのトンデモ展開で笑えたので少し点数が上がってこのぐらいで(苦笑)。
しかし、最後の刹那とマリナ姫のシーンはどうなんだろうか。悪くはないと思うケド、感動より何というか乾いた笑いが出てしまったよ。

「インシテミル 7日間のデス・ゲーム」。

2010年11月19日 00:06

【公式サイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/incitemill/

初日にこの映画を観て、その作品の出来自体にまず絶望して、その後に全国映画ランキング・ベスト5に3週連続でランクインしてまった邦画の低迷具合に更に絶望させられた映画で御座いました。

原作を無視しまくった「L change the World」の中田秀夫監督だからイヤな予感はしていたのですが、どうしてここまでブチ壊せるのやら(涙)。「リング」とかは良い出来だったのに。
原作は基本的にある特殊な館に閉じ込められた男女10人が一定のルールの下に繰り広げる殺人ミステリーなのですが、映画では単なる密室殺人バトルロワイアル少々ホラー風味に改変されております。主役が藤原竜也だからってソレは無いだろ、と(苦笑)。序盤では一応「館」のルール説明描写もあったのに中盤で全部無かったコトにされているし。
序盤は色々と謎の多そうな人物も出て来て「面白そうかも」と期待していたら、結局最後は、藤原竜也がムダなまでに叫んでキレたりするだけで「デスノート」や「カイジ」を観た後のような終わり方に疲れがドッと出た始末。
別に藤原竜也は嫌いじゃないンですがねー。あのアツい演技力は評価出来るし。ただどの映画でも似たような演技っつーのが。他の配役では意外と良かったのが武田真治ですかね。終盤の殺人鬼っぽい表情は怖くはないけど嫌悪感が沸き立つと云うか。あとこの映画で一番ブン殴りたかったのは石井正則で間違いないかと。あの神経逆撫で具合は異常。

終盤に判明する疑心暗鬼の基となった「第一の殺人」の真相や、館を使った殺人ゲームの目的についても、その経緯をもっとキチンと描写していればソレなりに驚けたのでしょうけど、この映画では失笑するしか。
この映画自体、ミステリーをやりたかったのか、サスペンスをやりたかったのか、ホラーをやりたかったのか。全然制作者の意図が見えてこないンですよね。


●総合評価 20点
何とかこの映画の良い所を書こうと思いましたけど、無理(汗笑)。そんなレベルの邦画です。テレビで実況しながら観るのには楽しいかも知れませんが。
しかし、この映画を観て確信した。中田秀夫監督はホラーだけ撮ってろ(断言)。

「エクスペンダブルズ」。

2010年11月18日 23:00

【公式サイト】http://www.expendables.jp/

80~90年代のマッスルアクション映画に毒されたボンクラ世代である私にとって大期待していた映画だったのですが、観終わってみると何か今一つ二つ物足りないまま終わってしまった映画だったり。

何が足りなかったのか色々と考えたり他の方の感想を参照して列挙してみると。
まずムダなまでに筋肉を見せ付けるシーンが少ない。流石に60歳越えたスタローンとかは無理でしょうけど(ステロイドの影響で浮き出まくった血管とか見るとネェ・汗)、ジェイソン・ステイサムはつい最近の「トランスポーター3」でもストリップショー見せたぐらいなので、思いっ切り脱いで見せても良かったと思うのですが(苦笑)。他の隊員もそれなりにイイ身体しているし。元NFLのテリー・クルーズや元レスリングのランディ・クゥートゥアとか。
まぁ、早い話が汗でギラギラした男クセエ筋肉を観たかったンだよッ、俺はッ!!とゆー結論に(ぉ
そして、ナンというか80~90年代のマッスルアクション映画お約束のムダなまでにカッコイイ戦闘準備シーンや笑っちゃうぐらいの無敵戦闘シーン(仁王立ち銃乱射とか)が無かったのもナァ。機能的で簡易な装備とキビキビと動くリアルさ重視の最近のアクション映画にはそぐわないのかも知れませんが、やっぱり入れて欲しかったり。
ま、そんな中でもナイフや銃にこだわった戦闘シーンは良かったですけど。特に後半で出て来たAA-12フルオート・ショットガンの破壊力は正に外道。12ゲージの散弾を連発する地獄絵図は思わず笑ってしまうレベル。あとスタローンが愛用している旧式リボルバー(コルト・シングルアクション・アーミー?)が、スタローン自身の身体が大きすぎて玩具の銀玉鉄砲みたいに見えてしまうのはご愛敬と云うか(笑)。やはり巨漢には巨漢向けの武器が画面映えするわ。
そして残念な点のトドメが長渕剛が歌う日本版ED曲。
ないわー。アレはないわー。

そんな感じで色々と不満点をタラタラと書いておりますが、最初の期待値が高かっただけで、根底に流れる80~90年代のアクション映画魂はビシビシと伝わる出来なので劇場に観に行っても損はしない出来かと。
個人的にはミッキー・ロークが語る戦う事を止めた過去話のシーンが印象深くて好き。小汚ねぇオヤジになってから本当に演技に味が出たよナァ、ミッキー・ロークは。


●総合評価 60点
続編も作れそうな終わり方ですが、もし次回作があるのならドルフ・ラングレンにもっと見せ場を入れて貰いたく。今回はジャンキーで手強いライバルキャラにもなれなくて、結局イイトコ無しだったので。好きな俳優なのに。

「十三人の刺客」。

2010年10月25日 00:23

【公式サイト】http://13assassins.jp/

三池監督らしい残酷任侠サムライヤクザ映画。
冒頭の残酷描写から一気に惹き付けられて2時間以上の上映時間が全然苦にならなかった面白さで御座いました。

もうね、稲垣吾郎演じる暴君・松平斉韶の残忍っぷりを観た瞬間ニヤニヤ笑いまくりでしたよ自分。いつもコトですが(苦笑)。
両手両足に舌を切り落とされ慰み物にされた少女や、暴君を諌める為に切腹した家臣の家族を女子供も弓の的にして殺したりと、本当に微塵の人間らしさを感じない『悪』っぷりは素晴らしい。能面のようなノッペリした無表情の奥にある狂気っぷりや『生きること』への渇望とか。殺す時も殺されそうになる時もその無表情っぷりは、敵対する島田新左衛門(役所広司)十三人の刺客達の必死に生きようとする表情と相俟って実に不気味と云うか。唯一の難点は稲垣吾郎がチト童顔ってトコぐらいですかね(笑)。

十三人vs三百人という絶望的な彼我戦力差をどのようにして埋めていくのかという作戦描写も面白い。緻密な計算や心理を付いた内容かと思えば、最終的には運に頼る部分が何というか実に大胆不敵で男らしい。対する、暴君でありながら主君を守ろうとする鬼頭半兵衛(市村正親)もかなりの切れ者で新左衛門の作戦を逆手に取ろうとする。刀を切り結ぶのでもない男同士のヒリヒリとした心理戦。この部分は結構アッサリと描かれているけど、個人的にはもっと濃密にやって欲しかったかも。半兵衛のひたすら「待つ」作戦に焦れて仲間が暴走して返り討ちにあったり、ソレによって刺客達の絆が深まったりとか。そんな描写が。

そしてクライマックスの十三人vs三百人の大剣斬地獄の開幕。テレビのお手軽チート気味時代劇とは違う実に泥臭い闘いは長時間観ていても飽きが来なかったですな。火薬やトラップを活用した闘いとか、「七人の侍」を彷彿させる地面に突き立てた刀の山、刀の修練を積んだ精鋭の十三人と太平の世で飾りと化した刀を差す侍達との覚悟の違い。色々なモノが観えてくると云うか。ただ、アクションを良く魅せる為にカメラの視点切替が多かったのはチョット残念。黒澤作品みたいな長撮りでも魅せられるような剣撃を期待していたからかも知れないけれど。

配役的には稲垣吾郎と役所広司は前述の通り素晴らしかったですが、他に良かったのは山田孝之演じる島田新六郎と古田新太演じる佐原平蔵が個人的には気に入りましたね。劇中で語るこの二人の台詞回しが実に良い。

「いつ帰ってくる?」
「直ぐに帰る。……もし直ぐ帰ってこなかったら盆には帰るさ。迎え火焚いて待っていてくれ」


こんな実に小粋で男らしい台詞が出てくるとゾクゾクしますな。
あと伊勢谷友介演じる小弥太も実に面白い。三池監督作品ではお馴染みのギャグエロ描写担当といいますか。アッー!!なシーンもありますし。あのシーンは大爆笑したわ。隣席のOLさんは引いてましたが(苦笑)。
そしてあの不死身っぷりはナンナンだ。最早ギャグの領域(汗)。


●総合評価 75点
過去の残酷三池ヤクザ作品や「シグルイ」のような残酷時代劇が好きならば、掛け値無しに楽しめる映画。

「バイオハザードIV アフターライフ」。

2010年10月25日 00:20

【公式サイト】http://biohazard4.jp/

前作『3』が正直アレな出来だったけど、今回は原作を理解した作品づくりで(たまに暴走するけど)本人もゲーマーなポール・W・S・アンダーソンが監督で多少は期待していたワケですが。観終わってみると色々面白い展開(ネタ)は含んでいるのに、ソレを上手く料理出来なくて、消化不足だったり次作へ丸投げしていたりと何とも勿体無い映画で御座いましたな。

それが最も目に付いたのが、ミラ・ジョヴォヴィッチ姐さん演じるアリスとショーン・ロバーツ演じるウェスカーの扱い。作品を重ねる毎にドンドン能力付加強化されて、「3」時点でボスキャラより強いとゆーパワーインフレを起こしていたアリスさん(※余りの強さに無意識に敬称付き・汗)ですが、ソレを『T-ウィルス中和剤』を使ってリセットするトコロについては「おー、そうキタか。マァしょうがないよな。延々無敵モード見せられても正直退屈だし」と思った次第で。
で。T-ウィルスの影響が無くなったアリスさんがどんな風に一生懸命頑張るのかな、と期待していた数分後の私の眼に映ったのは、相変わらずの無敵モード・アリスさんでした、と(笑)。変わったトコと云えば傷が治りにくくなった(多分死んでも復活しない)のと、念動力(テレキネシス)が無くなったぐらい。つまりは、あの驚異的な身体能力はT-ウィルスが原因じゃなくて『素』の状態だったのか。ありえねえマジありえねえ(汗笑)。折角『普通の人間』に戻ったのだから、もっとピンチになってハラハラさせてくれると思っていたのに。
一方、ウェスカーはアリスと同じT-ウィルス保菌者なので、どんなスーパーボスキャラになっているのかと思っていたら、結局はゴキブリ並の不死身っぷりとマトリックスみたいな高速弾避けダンスをするだけなチョット愉快キャラになっているし。
最近のゲームをやっている人曰く、「ウェスカーはあんなキャラだよ」とか云ってますけど、その辺どうなんだろ?

物語については冒頭の東京本社(支部?)のアリス軍団大進撃が10分程度で終わってしまったのが少し勿体なかったですが、中盤からのゾンビ物お約束の立て籠もり→そして脱出描写も面白く、退屈させまいとするサービス精神は感じましたな。そして過去作やゲームからのキャラが多数出てきて、いかにも最終決戦へ近付いていく雰囲気も良かったンですが、最後の最後で「もうチョット続くよッ」なオチは本当にもうやめてー、としか(汗)。それなりに綺麗なオチが付いたのにアレは本当に蛇足としか。……まぁ、久しぶりにシエンナ・ギロリー演じるジル・バレンタインが出て来たのには素直に嬉しかったケド。

映像については「アバター」以来の3D専用映画だけに立体具合とか奥行き描写、デジタル故の精緻さは素晴らしかったのですが、スローモーションの多用が正直ウザかったり。「ほらほら、こんなにお金が掛かった映像なんだよー」と云うスタッフの声が聞こえる感じで。
モンスター類はサイレントヒルに出て来たような(苦笑)ゲーム版ではお馴染み「マジニ」などが出て来て、ゲームファンにも配慮が感じさせるのは流石はポール・W・S・アンダーソン監督。しかし、最近の「バイオ」は遊んでいませんが最早ゾンビゲーではないのか?(汗)。


●総合評価 75点
3D映像の面白さで+10点増ぐらい。多分次回作も観に行くンだろーなぁと(苦笑)。
シリーズ通して順位を付けるのなら2>4(今作)>1>3かな。

「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」。

2010年09月03日 02:00

【公式サイト】http://movies.foxjapan.com/ateam/

80年代のヒットドラマである「特攻野郎Aチーム」の雰囲気が良い方向にも悪い方向にも改変されて、ソレが許容できるかで評価が分かれそうな映画ですね。私は元ネタにそれほどコダワリが無かったので徹頭徹尾のハチャメチャっぷりに終始楽しンでましたが。

物語は「ベトナム戦争の英雄」であるAチームが「イラク戦争の英雄」になっていたり、敵対する側も無人攻撃機や情報機器を駆使した諜報戦など現代風にアレンジされているのですが、主人公であるAチーム側は「そんなの関係ねぇッ!!」とばかりに80年代のノリと勢いでそれらを蹴散らしていって(無論、ラストは緻密な作戦描写もありますが)そのギャップが楽しかったり。そんなワケで話全体についても非常に大雑把。個人的に気になった部分は(※以下、ネタバレ含むので反転)ハンニバルが刑務所にいながらどのようにして『敵』の情報を知り得たのかとか、中盤の戦車ダイビング(笑)シーンのその後の描写とか(私自身、最後にこの戦車が隠し要素で出てくるのかと期待していたのですが)、後半でのフェイスが作戦を考える時に「20分くれ」と言った意味とか。脚本が穴だらけなのか、編集の手際が悪いのか、アメリカン(笑)な製作陣が大らか過ぎるのか、色々と勘繰りたくなる部分が多かったですが……でも、そんな部分すらもイヤな感じがせず、笑って許せてしまうのは「Aチーム」だからこそ、でしょうか(苦笑)。
ただ、気になったのはクライマックスの作戦描写。今迄のハンニバル主導の作戦ではなくてフェイスが主導の作戦なのでチョット毛色が変わっているのですが、どーにも「Aチーム」と云うより「スパイ大作戦」みたいな雰囲気で違和感を感じたり。

配役についてはほぼ文句ない出来。
特にジョン・スミス大佐ことハンニバル役が私内で上司・師匠キャラが似合う俳優ベスト3に入るリーアム・ニーソンなのでバッチリと云うか。「スター・ウォーズ」のクワイ=ガン・ジンとか、「バットマン・ビギンズ」のデュカードとか。あと意外に良かったのはマードック役のシャールト・コプリーでしょうか。「第9地区」で非凡な才能を魅せていたとは云え、ここまで笑わせてくれるとは。今後の俳優業・監督業共に注目せざるを得ない才能ですわ。
そしてリメイク作品ではお約束とも云えるTV版のオリジナルメンバー主演シーン有るのですが、フェイス役のダーク・ベネディクトとマードック役のドワイト・シュルツの老けっぷりに少し寂しさなんかも感じたり。ハンニバル役のジョージ・ペパードはもう亡くなられているしナァ。


●総合評価 60点
ラストにテレビでお馴染みの口上があるのですが、元ネタは結構クールな感じなのですな。やはりあの部分だけは羽佐間道夫さんの声で聴きたかったかもだ。

「ソルト」。

2010年09月03日 01:00

【公式サイト】http://www.salt-movie.jp/

冒頭から北朝鮮に捕まり拷問三昧で顔が腫れ上がりまくりのジョリ姐さんことアンジェリーナ・ジョリーに心を鷲掴みにされました(ぉ
どんなにボコられても美人は美人だナァ、と。

それはそれとして。
この映画について率直に語るなら、女性版「ジェイソン・ボーン」シリーズを狙ってみたけど物語の設定が『東西冷戦の遺産』とか敵の最終目的が『米ソ核戦争』と云った古臭さや、アクションについても一見派手だけど「ジェイソン・ボーン」シリーズみたいな緻密さがなく、もう一捻り欲しかったナァと感じたり。でもジョリ姐さん演じるヒロインのイヴリン・ソルトが本当に二重スパイなのか、それともロシア側に嵌められただけなのか解らないままアクション連続の逃避行をするシークエンスはかなりワクワクさせられましたし、ラストが安易なハッピーエンドではなく、ソルトが望んだとは云え救いの無い復讐の旅立ちで〆るトコも個人的には評価は高し。
で。独特の余韻が残ったままEDロールを何気なく眺めていたら脚本のトコにガン=カタで一部の映画バカ(私含む)には有名なカート・ウィマーの名前が(汗)。あー、でも妙に納得。主人公が徹底的に救いが無かったり、圧倒的な強さを持つトコとか(苦笑)。どうせならジョリ姐さんにもガン=カタをやらせれば良かったのに。絶対喜んでやると思うぞ。いや、何となく(ぉ

ジョリ姐さんの話ばかりしているので他の俳優の話なんかも。
ソルトの相棒であり終盤でも重要な役割を担うウインター役のリーヴ・シュレイバーなんですが、個人的にこの俳優さんって「スクリーム」シリーズのイメージが強くてどんなに真面目な役をしていてもつい笑ってしまうンですよネェ。あとこの人「X-MEN:ZERO」でセイバー・トゥースもやってたよナァ。あのツンデレ兄貴っぷりもナカナカ萌える(ぇ

続編が作れそうな終わり方ですが、個人的にはこのままで終わってくれた方が美しいのではと思ったり。ま、興行収入もそれほど良くなかったみたいだからコレで終わりそうですが(苦笑)。


●総合評価 55点
この映画、最初はトム・クルーズ主演で撮影予定だったらしいですが、個人的にはジョリ姐さんで正解だったなと思えますな。特にソルトが組織を裏切る『理由』とかを見ると。コレは男のスパイより女のスパイの方がシックリくると云うか。

「インセプション」。

2010年07月25日 16:17

【公式サイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/

観ている間中は脳内シナプスがバチバチと音を立てそうなぐらいフル回転して、観終わって後は劇場の照明が点いたのに暫く動けなくなってしまうぐらいの余韻を味わえた個人的に傑作頭脳エンターテイメントSF映画。

クリストファー・ノーラン監督と云うと世間一般的には「バットマンビギンズ」や大傑作「ダークナイト」を代表作と挙げることが多いですが、私的には「メメント」や「プレステージ」のような観ている間中、脳内活性化しまくりの作品が大好きなワケでして。今作「インセプション」ではソレがもう存分に味わえて至福の到りっつーか。
と云っても全体的にはソレほど難しい映画でもなく、序盤で語られる夢の階層構造システムや夢潜入に於けるルールなどが理解出来れば、後は想像力を掻き立てられる映像やアクションだけでも十二分に楽しめます。そして私みたいな映画の隅から隅まで散りばめられた伏線や謎の真相を探し出してみようとする観客にとっては観終わっても色々と考えさせられて、トドメにゃその夜の夢にまで出てくるぐらいに楽しめてしまう出来。いや、ホントに面白かった。
しかし、この映画はクリストファー・ノーラン監督が7歳の時に思い付いたアイデアを基にしているらしく、子供の頃からどんな脳内構造だったのかと驚愕したり。私の7歳の頃の想像力なんて空を飛んだり巨大化したりTVヒーローの真似事ぐらいしか思い付かなかったつーのに(苦笑)。
あと、この映画を観て思ったのは、この映画は駄作映画のお約束とも云える「夢オチ」や「爆発オチ」を上手く逆手に取った作品だなと思った次第で。夢から戻る『キック』の解釈とか。

物語は相手の夢(無意識)に潜入するプロフェッショナル達が危険なミッションであるインセプション(植え付け)に挑戦すると云う内容なのですが、見方を変えてみると「これってTRPGっぽくね?」と思ってしまったり。夢に潜入する相手をGM(ゲームマスター)に見立てて、挑戦するメンバーは『潜入手』である主人公・コブと相棒のアーサー、『設計士』のアリアドネ、『偽造士』のイームス、『調合師』のユスフとそれぞれの役割配置がTRPGを想像させてくれるンですよね。まぁ、このGM自体はプレイヤーのコトなんか微塵も配慮していない極悪GMですが(苦笑)。
話を戻して。
この作品での最大の敵がコブの『過去』であるのも面白い。一番信頼すべきチームのリーダーの隠している『過去』がチームのメンバーに牙を剥くかもしれない緊張感と不安感は結構ドキドキさせられたり。そしてその『過去』の真相に辿り着いた時のインセプションの本当の恐ろしさと哀しさは相乗効果で個人的にはグッとキたり。
そして何よりもラストのコブが現実世界に戻って来てからのシーンが素晴らしい。観ていた自分も夢多層世界から戻ってきたようなフワフワした現実感の無い感覚に囚われてしまい、最後に「本当に現実の世界に戻ってきたのか?」と真相を迷わせる映像。最初にも書きましたが、EDロールが終わっても暫く立ち上がるコトが出来ませんでした。立ち上がった瞬間、足元がグニャリと柔らかく崩れてきそうな錯覚を感じて。

映像的には予告編で見所はほぼ全て出ているのですけど、解説とかを読むと殆どCGを使わないで(クリストファー・ノーラン監督自身がCG嫌い)実写で撮った映像が多いコトに驚いたり。夢第2階層のホテルでの無重力シーンはセットを動かしたり、ワイヤーワークで撮影したとか。だからこそあの味わいのある映像になったのかー。何か納得。

配役については主人公・コブ役のレオナルド・ディカプリオとサイトー役の渡辺謙さんが大きく扱われていますが、個人的に良かったのは相棒・アーサー役のジョセフ・ゴードン=レヴィットとコブの妻であるモル役のマリオン・コティヤールですかね。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは感情的なコブとは正反対な冷静で実に良い相棒っぽくでホテルでの無重力アクションとか無限階段を使ったアクションも実に面白かった。「G.I.ジョー」のコブラコマンダーと同一人物とは思えンわ(汗)。マリオン・コティヤールは「エデット・ピアフ」や「パブリック・エネミーズ」で芯の強い女性を演じるコトが多かったのだけど、こーゆー少し狂気の入った演技も新境地を観たような気分で新鮮だったり。
で。もう一つ個人的な感想としては主人公のコブ役はディカプリオでも悪くないのですが、稀代の俳優バカ(笑)クリスチャン・ベイルで観てみたかったなと思ったり。こーゆー苦悩する役柄やらせたら一番上手いと思うし(ぉ


●総合評価 85点
色々と難しく(後半の夢多層世界の同時進行とか)頭が混乱してしまう部分もあり、感想を書いているコッチも何が言いたいのかよく解らない内容を書いてしまう程(笑)ですが、個人的には今年度ベスト3に入るほどの2時間半夢中になってしまうSFサスペンスアクション映画で文句なしにオススメ。



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